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ファイントラックのナノタオル




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日帰りの登山だけでなく、山小屋なりテントなりを使って山に泊まれば、長い行程の計画を立てたり、早朝の一番景色の良い時間帯に山頂に立てたりします。朝日や夕日を見て、星空を見上げ、たっぷりある時間で周囲を散策したりと、山を深くじっくりと楽しむことができます。
山小屋があれば食べ物や飲み物を得ることができますし、小屋が空いているか、テント泊なら寝ることもそれほど不快ではありません。
ただ、唯一不便なのが風呂に入れないことです。山登りをすればどうしても汗をたくさんかきますが、そのまま寝ると、腕や足がベタベタしたり、臭いのもとになります。
山ではただでも寝付きが悪いのに、そうした気持ち悪さが気になると、ますます眠れなくなります。

そこで汗や汚れを拭き取る市販のデオドラントシートやパウダーシートを使うことを考え出します。
拭いた直後はスッキリしているように思えても、寝返りをうつと、顔がテントマットに貼りつくようなベタつきが残っていて、拭いても拭いてもとれません。
所持しているシートの枚数にも限りがありますし、好きなだけ拭き取るというわけにもいきません。

水場があれば、タオルでゴシゴシ洗う方法もあります。
山では基本的に洗剤を使うことができませんから、水だけで洗うことになり、それだとやはりスッキリとは洗いきれません。
シートの時と同じように、洗えたつもりでも、寝る体制に入るとどうしてもベタつきが残っています。

そこで、ファイントラックのナノタオルというものを見つけたので使ってみました。好日山荘で3,400円もしたちょっと高価なタオルです。
水に濡らして拭けば、汗や皮脂、古い角質等の汚れがかなりとれるということなのですが、正直あまり期待していませんでした。
力を入れてゴシゴシ洗うのではなく、水に濡らした後、サッと拭きとります。顔についているぬめりのようなものが取れ、触ってみるとさらっとしているのが分かります。それも時間が経てば、また顔の油が出てきてさらさら感はなくなりますが、寝た時にベタつきは感じなくなります。
このタオルで、洗えるところは全部洗います。
本当に風呂に入れれば、暖まれるし、お湯の中でマッサージできるので、このタオルがあれば風呂はいらないとまでは言えませんが、汚れを取るという意味では重宝します。

専用の収納ポーチに入れると手に握れるサイズまで小さくなります。

干せばすぐに乾きますが、水を含ませておくこともでき、その状態でタオルを振れば、気化熱か放熱性によるものなのか、仕組みはよく分かりませんが、タオルが冷たくなります。

私とファイントラックさんには何の関係もありません。使ってみて良い製品なので紹介します。



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