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2010年7月10日、加賀の白山(2702m)に行ってきました。
一昨年は、別当出合から砂防新道を使って南竜ヶ馬場で一泊し、去年は市ノ瀬から別山経由でやはり南竜ヶ馬場で一泊する方法で訪れているのですが、今年は日帰りをやってみることにしました。
この時期の白山の楽しみは、なんといっても花が豊富なことです。
別当出合への交通規制が始まる前を狙い行ってきました。
朝5時過ぎの別当出合の駐車場は十分余裕がありました。
駐車場から上に上がる階段を作る工事をしているようです。
駐車場から別当出合登山センターまでは登山道を上がっていきます。
別当出合登山センターでは、トイレや水道があります。
このすぐ先から砂防新道の吊り橋と観光新道の登りが始まります。
砂防新道では途中、中飯場や甚之助避難小屋にトイレと水場があり、その他にも水場があるため、登りに使うのに設備的に安心感があります。
展望や花は観光新道の方が多いように思います。
この段階で標高は1200mを超えていますから、山頂までの標高差は1500m以下です。日帰りで行くのはややキツめだと思います。
吊り橋を渡ると本格的に登山道が始まります。
オオバギボウシ
ササユリ
中飯場にはトイレと水道があります。
別当出合から1時間もかからないので、最初の休憩にはちょうどよい位置にあります。
中飯場から少し上がったところにも水場があるのですが、この日は枯れていました。
右の谷に砂防ダムが見えます。
今日は雲がかかっているのですが、天候が良ければ、上の方に滝が見えるはずです。
別当覗と書かれています。
左側に展望があるのでしょうが、ガスの中で何も見えません。
雨も降りだしてきたので雨具を着ます。
オオバミゾホオズキ
雪の残っているところもありますが、距離が短いため、あまり危険ではありません。
ミヤマキンポウゲ
甚之助避難小屋には、別当出合から1時間30分かかりました。
ここにもトイレと水場があり、避難小屋もあります。
サンカヨウ
花びらが透けているのがいいですね。
分岐です。
まっすぐ行けば室堂に最短距離で行けます。
右は南竜ヶ馬場ですが、エコーライン経由で室堂に行くこともできます。
ヨシバシオガマ
ミヤマダイモンジソウ
ハクサンフウロ
延命水と書かれた水場がありました。
うまい水です。
黒ボコ岩という大きな石のあるところに来ました。
ここで観光新道と合流します。
水平な木道のある弥陀ヶ原です。
笹とハイマツが広がっています。
天気がよければ、たぶん丘陵な風景がありそうです。
木道は終端でエコーラインと合流し、室堂へ最後の登りが始まります。
ウラジロナナカマド
室堂のビジターセンターに到着しました。
別当出合から2時間40分です。
室堂の売店。
ポットにお茶も売っています。
山頂はガスで見えませんが、行ってみることにします。
クロユリ
イワカガミ
振り返ると室堂の大きなビジターセンターが見えます。
この区間はクロユリやイワカガミ等をたくさん見ることができます。
山頂付近には神社が建っています。
乗鞍岳や御嶽山のように、360度の展望を遮るような格好で神社が建っているわけではないのがいいです。
神社のおみくじです。
石で出来た山頂標識。
ガスで展望はありません。
去年、一昨年来たときも、ほとんど展望はありませんでした。
三度目の正直とはならなかったようです。
こちらは木製の山頂標識。
この他離れたところに方位盤もありました。
休憩していると、周りでオコジョがウロウロしていました。
雷鳥のように、あまり人間を恐れていないのでしょうか。
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