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北アルプス、雲ノ平から水晶岳・鷲羽岳・黒部五郎岳を巡る三泊四日(2010年8月4日~7日)のループ型縦走です。薬師岳は行ったことがあるため、今回は行っていません。
折立から行く方法が一般的ですが、ゲートの開く時間に制限があるのと、4日目の歩行距離を考え、飛越新道と神岡新道を使うことにしました。
飛越新道までは東海北陸自動車道を使い南側から入りました。道路自体は舗装されて何の問題もないのですが、夜中に行ったため狸を轢きそうになったり(実際は轢いたと思った)、横の畑からでかいイノシシが飛び出して目の前を横切ったり、飛越トンネルの中ではカモシカがうろついていたりして、あげくの果てには帰りに、白昼、熊が道路脇に出没していました。飛越新道を歩いているときは特に考えていなかったのですが、このルートも熊には注意しておいた方がよさそうです。
駐車場は飛越トンネルの手前にあります。
簡易トイレがあり、登山届と下山届を提出できます。
飛越トンネルの入り口です。
中を夜中にカモシカがウロウロしていました。
駐車場に登山口があります。
登山道は上に登ると、トンネルの上を越えていきます。
飛越新道が終わり神岡新道に合流します。
この分岐から下の神岡新道は整備されていないようです。
時々広いところに出ます。
右に笠ヶ岳が見えてきました。
少し花も見かけます。
鏡池平
小さな池があります。
神岡新道は湿地帯で、ひたすらこうしたグチョグチョの道が続きます。
ズボンの裾はすぐにドロドロになります。
足場として輪切りにした木が並べてありますが、滑りやすいです。
スボンが汚れるのはスパッツや雨具で完全武装するか、諦めるしかないです。
寺地山に来ました。
眺望はありません。
ここまで2時間30分かかりました。
北ノ俣岳への登りが見えてきました。
ニッコウキスゲ
避難小屋との分岐です。
右へ行くと、避難小屋に行けます。
避難小屋はすぐそこです。
北ノ俣岳避難小屋
そんなに広い小屋ではありません。
この下に新館があります。
そちらは暗くて、あまり快適そうには見えませんでした。
小屋の前に水場があります。
北ノ俣岳に登っていきます。
避難小屋との分岐から木道が始まります。
2、3歩おきに木道のつなぎ目になるため、そこで階段を登るような足上げ運動を強制され、これが効きます。
横には池塘(ちとう)と呼ばれる小さな池を見ることができます。
木道がなければ、地面はグチャグチャなのかもしれません。
左側に薬師岳が見えます。
振り返ると雲が上がってきました。
避難小屋までで3時間以上登ってきて、そこから2時間かけての急登ですから、さすがに疲れて座り込んでしまいました。
稜線上に出ました。
いままで見えなかった東側の視界が一気にひらけます。
北ノ俣岳はぐるっと周回して最終日ここに戻ってくる際に通過するはずですから、今は反対側に歩き始めます。
あたり一帯にハクサンイチゲが咲いています。
こんなのは見たことがありません。
チングルマも混ざっています。
ゆるやかに下りながら、太郎平小屋を目指します。
木道が整備されています。
太郎山の山頂は木道から横にそれたところにあります。
太郎山山頂です。
太郎平小屋の水場です。
¥マークの書かれた箱があります。たぶん寄付だと思います。
太郎平小屋です。
テントの受付はテント場でしています。
右側の窓は売店です。
ジョッキに入った生ビール(\1,000)を売っています。ずっとこれを飲もうと考えながら歩いていたのですが、結局値段を考えると手が出ませんでした。コーラで我慢です。
太郎平小屋から数十分歩くとテント場が見えてきました。
管理休憩所
ここで幕営料を払います。
管理人は若い兄ちゃんですから、対応は良好。さすが北アルプスです。
ビールやジュースも販売しています。
水場です。
近くにトイレもあります。
時間があれば薬師岳にも行ってみようかと思っていましたが、炎天下あの砂漠のような登りを考えると、体力を温存することを選びました。
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