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最後の4日目です。
黒部五郎小舎を出発し、カールを通り、黒部五郎岳に登ります。その後北ノ俣岳に向かい、神岡新道と飛越新道から下山します。
黒部五郎小舎から黒部五郎岳に向かうにはカールと稜線を通る2つのルートがあります。
逆から来る場合には黒部五郎岳を通るために稜線ルートを使う手がありますが、黒部五郎小舎からだとカールルートの方が水場もあって楽なのではないかと思います。
なので、カールルートを使います。
どこのカールも美しいですが、黒部五郎岳のカールもそれに漏れません。
カールの中では水の流れるところがあります。
カールの斜面を登り始める前に最後の水場があります。
ここが最後の水場とはどこにも書いていないので注意しましょう。これから先水場はありません。
カールを登ります。
コバイケイソウの群生があります。
カールの中から黒部五郎岳を見上げたところです。
カールの縁に上がると、北ノ俣岳方向の稜線も現れました。
カールを見下ろします。
北ノ俣岳方向と黒部五郎岳に向かう分岐にザックをデポして、黒部五郎岳に登ります。
黒部五郎岳は岩がゴロゴロしています。
黒部五郎岳山頂です。
今回の山旅は最後までピークというピークではすべて眺望を得られラッキーでした。
山頂からカールを見下ろします。
これがこの山頂の見所だと思います。
他には笠ヶ岳が見えていました。
北ノ俣岳へ向かうため、黒部五郎岳から急降下します。
これは斜面を見上げたところです。
かなりの急斜面をジグザグに登山道がついています。
ザレているので滑って転倒しやすく、落石にも注意です。
北ノ俣岳までは、なかなか長い距離を歩かされます。
北ノ俣岳を過ぎると、神岡新道への分岐に着き、周遊ルートが完結しました。
ここで歩いてきた山々や雲ノ平を見渡したら、次の機会までお別れです。
神岡新道と飛越新道は登ってきた道を下ります。
アルプス登山を楽しんだ最後の後始末であるこの暑い下山は毎度なんとかならないものかと考えてもなんともなりません。わき目も振らずガンガン下ります。
この時期の今回のルートは、暑くて、人が多いのが欠点だと思います。そのあたりを考慮しておけば、もっと楽しめるのではないかと思います。あと、花が多いということは虫も多いです。
しかし、悪天を思えば、暑すぎるというのは贅沢な悩みです。全体にわたって、景色を楽しめたことは天気に感謝したいです。
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