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7月に南アルプスの荒川三山と赤石岳に小渋ルートで入ろうとしました。何度も渡渉が必要になるこのルートですが、小渋川が豪雨により増水していたため、中止し、塩見岳に変更しています。今回はそのリベンジのため再び小渋川に行きましたが、流れが速く水量も多いため、またしても撤退を決断し、プランBに変更となりました。もう小渋から入るのは諦めようかと思います。
そのプランBは鳳凰三山です。南アルプス入門の山と呼ばれていますが、今まで行ったことがありませんでした。
プランB用の地図を自宅に忘れてしまっていて、本屋さんで山と高原地図を調達しようかと思いましたが、最新版になるとはいえ同じような地図を2つも買うのは馬鹿らしく思い、駒ヶ根市の図書館に行って百名山を紹介する本に掲載されている概念図をコピーしました。これでは地形が読めないので、GPSの簡易的な等高線表示も併用します。
概念図からルートを検討し、青木鉱泉から入山してドンドコ沢経由で登り、中道から降りてくる方法を選択しました。
青木鉱泉には車で未舗装のデコボコ道を登ってたどり着きます。
駐車場代を払いに来るよう看板に書いてありましたが、朝早すぎるのか、建物の扉が開かなかったので、仕方なく未払いのまま停めておくことにしました。
ここには水場やトイレ、登山者名簿があります。
青木鉱泉から登山道に入り、林道のような広さの道を歩いて行くと、分岐があります。
左は薬師ヶ岳に行けるようです。右のドンドコ沢を登ります。
上に見えるのは薬師ヶ丘でしょうか?
登山道は急な斜面をジグザグに登り始めます。
まだまだ標高が低いので暑く、急登に汗だくになります。
レンゲショウマ
ドンドコ沢コースは水の流れている場所がたくさんあります。
夏の暑い時期はこのコースから登るのがよさそうです。
南精進ヶ滝経由で行けるようです。
折角なので滝の方から行ってみます。
南精進ヶ滝です。
タカネビランジ
カイタカラコウ
ホタルブクロ
センジュガンピ
樹林帯の登りが続きます。
本日は鳳凰小屋まで5時間の登りです。南アルプス入門にしては手応えがありすぎです。
鳳凰の滝との分岐です。
少し滝の方に行きましたが、登山道が遠くまで登っていきそうに見えたので、この滝はパスします。
もう少し上からも鳳凰の滝に行けるようです。
こちらから行けば登らなくていいのかもしれませんが、5分かかるので、やっぱりパスします。
白糸滝
こちらは登山道からほんの少しそれるだけです。
ガスで見えませんでした。
トリカブト
途中に五色滝との分岐があったので、行ってみます。
踏み跡が少し薄くなり、アザミだらけで痛い思いをします。
豪快な五色滝です。
上の合流地点から行く方法もあります。
ヤナギラン
鳳凰小屋に着きました。
建物の前にテーブルや椅子があります。
テント場です。
トイレはぼっとん式で、そのニオイがテント場に漂ってくるため、見ての通り手前はガランとしていて、みんな奥の林の中へ逃げるようにテントを張っています。
小屋のそばに水が引かれていますが、洗い物等は川に下りたところの水場を使います。
眺望のないところですが、花に囲まれた雰囲気の良い小屋です。
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