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この写真の下から登ってきました。
後半は長い登りから始まります。
スラブの中の登りです。
一番上にだけクサリがついています。
このあたりの登りは長くきつかったです。
出ました。ジャンダルムです。
真下に行くとクサリがついていますが、これを使わず、左側から登れるようです。
右側に奥穂側に行くためのトラバースルートがあります。
左側のルートです。
この先、ジャンダルム山頂までクサリはありません。足場と手のホールドをしっかり確認しながらであれば、誰でも登れると思います。
ジャンダルムの先から奥穂高岳側に下りられるかもしれないと思い、ザックを背負って登りました。
ジャンダルム山頂です。時刻は10時。
エンジェルは意外に小さかったです。
ついにジャンダルムに登ったかと思うと感慨深いものがあります。
ジャンダルム山頂からは立山も見えています。
上高地、奥に乗鞍岳、その奥に御嶽山もあります。
西穂山荘では喧騒で早朝3時に起こされて、暗闇の中を出発させられるという目に遭わされたわけですが、これだけ眺望のあるタイミングでジャンダルムの山頂に立てたのは、結果的には良かったのかもしれません。
登ってきた方向です。
奥穂高岳側に下りられるところを探しましたが見つけることができませんでした。
懸垂下降用のロープが付けられています。
ジャンダルムから下りて、上高地側を巻き、先に進むと、ロバの耳付近のクサリの下りです。
この向こう側にまだクサリが下がっています。
下りて見上げたところです。
足の置き場所を探しにくかったです。
このルートで、こうしたレベルのクサリ場があるのは驚きませんが、一般ルート上にあれば、かなり厳しい部類に入ると思います。
こんなのがありますから、体が固くなっているような人は行かない方がいいような気がします。
ジャンダルムの方向を振り返ります。
最難関、馬の背が近づいてきます。
馬の背の真下に来ました。
上で待っている人に先に降りてもらい、慎重にゆっくり行きます。
ナイフリッジです。左右が切れ落ちています。
途中ですれ違った人の話では、今朝、ここでザイルで数珠つなぎになった10人程の団体がいて渋滞になっていたそうです。
右側と
左側
こうした岩の段差部分が足場になります。
馬の背を登り切ると、奥穂高岳まではもう少しです。
油断したのか、よろめいてしまって、すぐにバランスを立て直せましたが、もしも転倒していたら、大変なことになっていたかもしれません。
浮石が多く、最後まで気を抜いてはいけないのです。
やりました。奥穂高岳山頂に到着です。
もうこれからは、ここからジャンダルムを見るときの気持ちも変わります。
槍ヶ岳に伸びる稜線。
すばらしい景色は、難コースを通過してきたご褒美のように感じました。
下は涸沢カール。奥に常念岳や蝶ヶ岳。
穂高岳山荘に下ります。
穂高岳山荘手前のクサリ場。
油断は禁物です。
さらに梯子です。
穂高岳山荘に着きました。
時刻は12時前です。西穂山荘から7時間30分かかりました。予定よりかなり早いです。
涸沢カールです。
涸沢フェスティバルがあったので、前日は大変な賑わいだったようです。
テントも200張りぐらいあったそうです。
その影響かどうか分かりませんが、穂高岳山荘でもコーラが売り切れでした。
その後、ジャンダルムはときおり雲に包まれていました。
まだ昼なので、本当は水場のある涸沢カールに下りたいところですが、車の回収のこともありますので、本日は、ここにテントを張って明日白出沢側に下ります。
夕方、岐阜県警察のヘリコプターが飛んできました。
その時の動画はこちらにあります。
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