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蝶ヶ岳の方向から朝日が昇ります。
今日は、白出沢から下山します。
朝日に照らされる奥穂高岳。
今日は下山するだけなので、日が上がってからゆっくりと出発します。
穂高岳山荘の西側が白出沢です。
日が当たらず、薄暗い雰囲気です。
山荘の裏にひっそりと下山口があります。
白出沢は涸沢側とは違い、利用者が極端に少ないです。
左側にジャンダルムが見えますが、それもすぐに見えなくなります。
振り返ると、穂高岳山荘がどんどん離れていきます。
大きな岩がゴロゴロしていて、ルートファインドが求められます。
うっかり転倒すると、捻挫の危険性があるので注意しましょう。
8月の終わりともなれば、雪渓はもう小さいです。
右側にルートがありますので、雪渓を踏むことはありませんでした。
やがて荷継沢との出合いに出ます。
白出沢を登ってくるときはここでルートを間違えやすいそうです。
実は下りる時も、ここで白出沢をそのまま下りてしまうことがあります。
登山道は右の樹林帯の中に入っていきますので注意してください。
この標識を見落とさないようにしましょう。
ここで道を確認してください。
鉱石沢の水場です。
この時は登山道が横切る地点にはほとんど水が出ていませんでした。
少し下で水を得ることができました。
登山道が狭く、横が崖になっているところがあります。
下に重太郎橋が見えます。
さらに狭い崖の登山道です。
崖の登山道から、重太郎橋のかかる沢に下りるハシゴの脇に花が咲いていました。
重太郎橋。
奥には下りてきたハシゴがあります。
ここからほとんど水平な樹林帯が延々と続きます。
暑いです。
白出沢出合に飛び出します。
水場は出ていません。
白出沢出合からは林道に変わります。
右へ行くと槍平を経て、槍ヶ岳に行きます。
左へ行くと新穂高温泉に戻れます。
穂高平小屋。
平日のこの日は営業していないようでした。
牧場から牛が飛び出しています。
林道を通らず、牛とトイレの間を通って奥にある近道から下山します。
穂高平小屋からは、下りてきた穂高岳山荘のあるコルが見えます。
今日はあそこから下りてきたのです。なんだかあっという間です。
近道が終わると…
再び林道です。
新穂高温泉。
穂高岳山荘を6時30分に出て10時30分に到着ですから、4時間で下山したことになります。やけに速い気がします。
しかし、まだロープウェイで鍋平高原まで上がり、駐車場までの道のりが残っています。
西穂高岳から奥穂高岳の縦走路を歩け、ジャンダルムに登れたことは素直に嬉しかったです。最近では少ない充実感を味わえたと思います。
こういうことを言うのはあまり良くないかもしれませんが、体が固くなったお年寄りや、岩場や鎖場で極端に速度が遅くなる方はこのルートを行くのは少し危険かもしれないと思います。
しかし、他の山で普通に岩場やクサリ場を通過できる方であれば、十分挑戦できるのではないかと思います。例えば剣岳や大キレットで岩場やクサリ場を渋滞を作らずに行けるような方であればほとんど問題ないと思います。
また、途中でガイドによるアンザイレンで歩かれている方も見かけましたので、安心して歩くためにはそうした方法もあると思います。
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