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特集 台高縦走 その後

ゴールデンウィークの台高縦走で、大台ヶ原から出発し、高見山を越えて、たかすみ温泉までの行程を計画していましたが、疲労のため結局、高見峠でエスケープしました。
高見山は以前にも行ったことがあるので、だいたいどんなところかは分かっています。台高縦走も途中リタイアであって、この部分だけ日帰りで行っても、もう台高縦走とは言えません。ただ、そのまま残しておくのは心残りがありました。
納得行くためと動画を完結させるために、約一月後の5月末に行って終結させました。


高見峠から高見山への登りは日帰りの軽量な装備と十分な体力で行けばなんてことありませんでしたが、あの時ここを登りきれたかというと無理な気がします。この日登りに要した時間はわずか40分です。あの日もしも登っていたら2時間でも行けたかどうか分かりません。
高見山の山頂は全方位の展望が得られます。今まで歩いてきた明神岳からの稜線や、ずっと見えていた大普賢岳を含む大峰山脈、それまで見えなかった台高山脈より北の山々、そして下山地であるたかすみ温泉まで見渡せます。台高縦走の最後に迎えるピークとしては文句なしでしょう。
山頂を後にして、下山を開始すると途中に名前のつけられた岩等があり、説明が記された看板がいくつか立てられています。しばらくして、小峠経由で杉谷方向に下るルートとたかすみ温泉のある平野方向に下るルートとの分岐があります。ここからも前回、高見峠の車道からエスケープした杉谷方向に下りることができます。
たかすみ温泉方向に進路をとると、階段のような段差のある登山道が延々と続き、次第に谷筋に変わっていきます。この階段状の登山道は段差で繰り返しショックを受けるため、重たい荷物を背負っているときはつらいかもしれません。
途中に2つ避難小屋らしきものがあります。どちらもすぐそばに水場はありますが、扉が付いていないのと景色もないところなので、宿泊はおすすめできません。下側の避難小屋の近くには高見杉という樹齢700年の大きな木が立っています。
最後は民家の横に下山します。ここにも水場があります。
赤色の橋を渡り、真っ直ぐ行くと下平野のバス停に行けますが、橋の横の道から川に降り、川沿いを上流に歩いていくと、すぐにたかすみ温泉に到着します。


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